合格発表から一週間が過ぎ、落ち着いた日々が戻ってきた中で、今はただ、長男に続き、長女が洛南高等学校附属小学校に合格させていただいた喜びを噛みしめています。
私たち親子を、迷うことなく合格へと導いてくださった知の塾様ならびに知野先生には心から感謝しております。本当に有難うございました。
知野先生に初めてお会いしたのは、今から5年ほど前のことです。知の塾様のセミナーがあることを知り、すぐに申し込みをさせていただきました。まだ長男が3歳で、長女が1歳の頃です。我が家では私自身が卒業生ということもあり、この時点で既に、子ども達を洛南高等学校附属小学校に入学させたいという思いは固まっていました。ただ、大変な実績をお持ちの方ですので、どんな厳しい先生だろうかと勝手に想像しながら会場へと足を踏み入れたのですが、実際にお会いした知野先生は、人柄あふれる、とても丁寧な接し方をされる方でした。
セミナー内容は、「洛南高等学校附属小学校合格に向けて何をどの時点でしなければならないのか。」ということに終始され、受験生の親になる覚悟を教えていただいた気がしました。セミナー終了時には、「この先生にお世話になりたい。」との強い思いが生まれ、すぐに知野先生に、将来子ども達を入塾させたい旨をお伝えさせていただきました。
あれから5年たち、長男、長女ともに洛南高等学校附属小学校に合格させていただいた今、あらためて知野先生にお世話になれたことを幸せに思います。
長男受験直後に長女の受験勉強をスタートしたのですが、受験期間が長男の1年生、2年生と、長男にとっても非常に大切な時期と重なるため、当初より長男の勉強は妻が担当し、長女の受験勉強は父親である私が担当することを決めました。
当然、私は平日仕事がありますので、長女と一緒に過ごすことが出来るのは休日のみとなります。この限られた時間の中でどう受験を乗り越えるのか色々と考えましたが、私の出した結論は、「要らないことはせず、ただ知野先生のおっしゃることを確実にこなす。」という方針でした。今思えば、長男受験のときは、あれもしなければこれもしなければと、勝手に自分でやるべきことを増やしていたように思います。
一旦こう決めてしまえば、私の頭の中がとてもすっきりしました。毎回、授業後に知野先生がその日の子どもの様子を教えてくださるのですが、そのお言葉をノートに書きとめ、まずは親である私がしっかりとその内容を理解し、必要な対策を土日のうちに子どもと一緒にするようにしました。
知野先生が本当に凄い先生だと思いますのは、子どものことはもちろんのこと、親の状況や家庭学習の内容などを常に把握されていて、必要なタイミングで「このあたり大丈夫ですか?」とピンポイントでご指摘くださるところです。長女の受験では、大きなターニングポイントが二回あり、その原因はいずれも親の私にあったのですが、見事にご指摘いただき、無事に軌道修正が出来ました。
「要らないことはせず、ただ知野先生のおっしゃることを確実にこなす。」という受験スタイルは、おそらく知の塾様でなければ難しいと思います。共働き等で洛南高等学校附属小学校の受験を諦めようとされている親御さんがおられましたら、一度知の塾様のセミナーを聞きに行かれることをおすすめします。おそらく一筋の光が見えてくると思います。
今回の受験では、女の子ということもあり、出来るだけ子どもの心に不要なプレッシャーをかけたくないという思いがありました。誤解を恐れずに言えば「楽しい受験」を目指したいと考えたのです。そのために一番大切なことは、親が出来るだけ平穏な気持ちで、子どもと一緒に勉強することを楽しむということでした。
とはいえ、通常はそんなにうまくはいかないと思います。子どもの成績にヤキモキしたり、勉強が思い通りに進まないとイライラしたりして、それが子どもへの態度に現れたりすることの方が普通だと思います。受験という大海を羅針盤もなく、今自分たちがどこにいるのかも分からないまま航海をすれば、大人でも精神的に不安定になって当然だと思います。
しかし、知の塾様に通っていれば、いつどの時期に何をすべきなのか、そしてそれに対して自分たちが今どの位置にいるのかを、常に知野先生が示してくださるので、親としてとても安定した精神状態で日々を暮らすことが出来ます。子どもの受験で仕事に悪い影響を及ぼす訳にはいきませんので、そういう意味でもとても大きな意味がありました。
受験が終わり普通の年長さんに戻った長女が、運動会の練習のため一週間で真っ黒に日焼けをして、とても楽しそうにしているのを見ておりますと、「とにかく知野先生を信じて、ただ知野先生のおっしゃることを確実にこなす。」ということが正しい方針であったとあらためて思っています。
昨日は長女の合格の喜びを感じながら、子ども達の勉強部屋を小学校生活に向けた環境にするべく、資料整理等をしておりました。知の塾様でいただいたプリントを少し懐かしく感じながら整理していて気付いたことが二つあります。
一つ目は「これだけのプリントをこなせば、それは合格するなあ。」ということです。親として受験期間中は頭のどこかに不安があって当然だと思うのですが、受験が終わった今冷静に見ると、知の塾様で子ども達が取り組むプリントの質・量は親の不安を払拭するに十分な内容だったということです。
二つ目は「プリントが進化している!」ということです。
長男のときの知の塾様のプリントがまだ家においてあるのですが、長女の取り組んだプリントが、わずか2年でかなり進化していることに気付きました。受験生のレベルが年々上がってきていることを考えての知野先生のご努力だと思います。おそらく知の塾様はこれからもますます進化を続けていかれることと思います。
長男、長女の受験を無事終え、今はただ喜びの日々を送っております。長きに渡りご指導いただきました知野先生にはいくら感謝してもしきれません。次は孫のときにも知の塾様にお世話になりたいと本気で思っております。
いつも全力でサポートしてくださる知野先生、これからも多くの子ども達が知野先生のご指導を待っていますので、どうぞご自身のお体も大切になさってください。
昨年の11月から一緒に知の塾様でお勉強し、見事全員合格を果たした8名の子ども達の輝かしい未来が楽しみでなりません。
これからは同じ洛南生として切磋琢磨しながら、人生を通じた良き友人としての絆を深めていって欲しいと思います。
また、同じ知の塾生の保護者として、立派に子ども達を支えてこられた皆様とのご縁にも深く感謝申し上げます。