洛南小合格はゴールではない
受験対策を生業とする塾というものは、往々にして志望校への合格が目標となります。それが一般的な塾の役割の範疇だからです。
知の塾は洛南小学校受験を専門としています。しかし、知の塾のゴールは洛南小学校合格ではありません。
洛南小学校に入学する子どもたちにとっても、そのご家庭にとっても、洛南小学校合格は通過点でしかありません。
知の塾のホームページをご覧になっているということは、あなたは我が子にレベルの高い教育を受けさせてやりたいと考えているのだと思います。
我が子にレベルの高い教育を受けさせる理由は何でしょうか?
そこには、大学卒業後に社会に出て活躍する我が子の未来を見ているはずです。
洛南小学校に合格したらあとは全て上手くいくなどという甘い考えは、もちろんお持ちではないと思います。
洛南小学校合格は、あくまでもスタートにしか過ぎません。
だからこそ、知の塾では洛南小学校合格をゴールとしていません。
知の塾で目指すのは、以下の4つになります。
知の塾とはどういった塾なのか、1つ1つ細かく説明していきますのでお読み頂ければと思います。
1. 全員合格
上でも述べていますが、知の塾では洛南小学校合格は通過点と捉えています。このため、知の塾の生徒は全員が合格を本気で(かつ、ごく普通に)目指していますし、実績としても全員合格を毎年出しています。知の塾では、全員合格は最低ラインと考えています。
毎年、知の塾では子どもたちの間で「全員合格」が自然と合言葉になっています。
受験前の苦しい時期も、みんなで洛南小学校に行こう!と子どもたち自身が自らを奮い立たせるような場面を幾度も目にしてきました。
全員合格は単なるお題目ではありません。それを実現できる理由があります。
知の塾は洛南小学校受験専門として独自のカリキュラムを組んでいます。洛南小入試で絶対に落としてはいけない単元を徹底的にやり込むなど、単元によって重要度に重みづけをした、確実に合格に近づくカリキュラムです。
洛南小学校の入試は、洛南小学校の授業を受けるのに必要な学力があるかどうかを見極めるための試験となっています。これは、洛南小専門として10年を積み重ね、今までに知の塾から洛南小学校に送り出したご家庭との対話や、代表自身が我が子を洛南小学校に送り出して実際に洛南を体験した中で得た確信です。
洛南小学校の全学年でどのような授業が行われているかを知っているからこそ、単なる過去問の類題をやるだけの授業ではなく、洛南の意図を反映した本当の意味での洛南小対策カリキュラムが実現できています。
知の塾では、洛南小合格は通過点でしかないため、洛南小合格後も定期考査対策などのサービスを提供していることもあり、ご家庭との関係が続きます。常に最新の情報が入ってきており、全学年の情報が集まっています。受験は情報戦です。洛南の方針が変更されても、すぐに対応できるようにしています。
実のところ、洛南中学・高校の情報も入り続けており、その情報量は着実に増えています。洛南小学校入学後に、洛南中学への進学に備えてどのように学習を進めるべきかについて指導をしているのも知の塾の特徴です。
合格を通過点と捉え、全員合格を本気で目指す知の塾だからこそ、できることがあります。
2. 先取り学習
知の塾では、全員合格を目指すと同時に、小学校受験の範囲の学習と並行して、入学後の先取り学習も進めます。
四則演算(加減乗除)の暗算、四則演算の筆算、小学校2年生レベルの読解力と漢字の習得を入学までにできる限り達成することを目標としています。
文部科学省指定の2学年分の先取りを目標とし、もっと先に進むことのできるお子様は先取り学習をどんどん進めます。
合格もしていないのに先取り学習をするのかと考える方もいらっしゃるかも知れません。しかし、合格を最低ラインとしている知の塾としてはごく自然な準備と考えています。
なお、先取り学習はその子の状況に合った進捗で進め、洛南小入試に影響が出ないように(むしろ好影響となるように)しつつ先取り学習を進めますので、ご安心ください。
また上でも述べてきたように、洛南小学校の方針や授業の進捗状況などの情報が常に入り続けている知の塾だからこそ、入学までに家庭でしておくべき準備に関する指導ができます。
3. 高い集中力
集中力については意外に見落とされがちですが、知の塾では幼児期に集中力をつけることをとても重視しています。
受験学年になって我が子に集中力が無いことに気づいたり、どうやって集中力をつけたら良いのか相談を受けることもあります。
洛南小学校入試対策の一環としても集中力を高める必要もありますが、何よりも子どもが小学校に上がってからどれだけ伸びるかは、どれだけ集中力があるかにかかっています。
幼少期についた集中力は、その後の人生に大きな影響を与えます。
- 集中して勉強できること。
- 集中して授業を受けること。
- 周りに流されずに試験で集中できること。
- 集中して仕事に取り組めること。
- うまくいっている時も、うまくいっていない状況でも集中できること。
人生において何かを成し遂げようとすれば、その成否は集中力にかかっていると言っても良いのではないでしょうか。
知の塾では、様々な場面に集中力を高める仕掛けがあります。
その中で、ひとつ代表的な例を以下に挙げます。
知の塾の授業は、年中3月から入試本番を想定したテストシミュレーションを繰り返します。
洛南小学校のペーパー試験は、CD音声によるたった1回の指示を聞き取って問題を解く、という形式で行われるため、高い集中力が問われます。
知の塾のテストシミュレーションでも、音声は1回しか流しません。
その1回を聞き逃したら取り返しはつかず、その問題は0点となります。
聞き逃してしまった時に、悔しくて泣いてしまう子もいますが、テストシミュレーションはどんどん先へ進んでいってしまいます。
こういった時にかける言葉や、子どもの気持ちの持って行き方がとても大事です。
悔しい気持ちを、「次は絶対に聞き逃さないぞ」という思いに変えると、その子の次の授業への集中力は飛躍的に上がります。
これは少人数制だからこそ成せる技です。
大手塾によく見られる多人数クラスでは、こういったことにいちいち構っていられない、というのが実状です。
また、知の塾は長年に渡って洛南小学校受験を経験してきた代表自らが行う入塾審査を通ったご家庭の子どもたちで構成されるハイレベルクラスという環境です。
子どもたちが互いに切磋琢磨し、良い意味で競い合い、讃えあい、共に洛南小学校合格を目指す仲間の集まりです。
子どもどうしで刺激しあい、自然に意識が上がり、集中力が高まっていく環境でもあります。
人格形成の途上である幼少期に、他を圧倒するほどの集中力を子どもたちが身につけると、後に驚異的な「伸び」を見せます。
これが、合格後もトップクラスを走り続けるための下地となります。
4. 学ぶことは楽しいこと
知の塾では、毎年のように以下のようなご家庭の声を頂きます。
「今度はいつ知の塾に行くの?と息子が心待ちにしているんです。」
「幼稚園には行きたくないけど、知の塾には行きたいと言うんです。」
知の塾では、どうしたら生徒が難しい内容を楽しく学べるか、を常に考えています。
「学ぶことは楽しいこと」という概念を持った子どもは強くなります。
これについては疑問の余地はありません。
問題は、保護者や教師が「学ぶこと=苦しいこと」という考えを持って接すると、子どももそのように考えるようになる、ということです。
そもそも、子どもたちは本来学ぶことを楽しいと感じています。
世の中の見るもの全てが興味の対象だからです。
これは、私たち大人が異国の地で初めて見たり感じたりする時の感覚と何ら変わりはありません。
学ぶことは苦しいことであると「洗脳」してしまうのは、常に親であり、教師なのです。
知の塾では、学ぶことを楽しいと感じつつ、一般的な感覚からすると大量のプリントをこなす、という離れ業をやります。
もちろん、家庭での努力が必要であることは言うまでもありませんが、そういった高い基準値を設定しているのが知の塾です。
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