洛南小合格はゴールではない
知の塾は洛南小学校受験を専門としています。しかし、知の塾のゴールは洛南小学校合格ではありません。
洛南小学校に入学する子どもたちにとっても、そのご家庭にとっても、洛南小学校合格は通過点でしかありません。
知の塾のホームページをご覧になっているということは、あなたは我が子にレベルの高い教育を受けさせてやりたいと考えているのだと思います。
レベルの高い教育を受けさせる理由は何でしょうか?
そこには、大学卒業後に社会に出て活躍する我が子の未来を見ているはずです。
洛南小学校に合格したらあとは全て上手くいくなどという甘い考えは、もちろんお持ちではないと思います。
洛南小学校合格は、あくまでもスタートにしか過ぎません。
だからこそ、知の塾では洛南小学校合格をゴールとしていません。
知の塾で目指すのは、以下の4つになります。
- 洛南小学校にトップ10%以内で合格する。
- 洛南小入学後のトップクラス入りを目指し、最低2学年先の先取り学習を進める。
- 高い集中力を身につける。
- 学ぶことは楽しいことであるという感覚を幼児期のうちに身体化する。
1つ1つ細かく見ていきましょう。
1. トップ10%合格
知の塾では、洛南小学校にトップ10%圏内で合格することを目指しています。
もし、あなたが我が子に「京大医学部のような超難関を目指して欲しい」もしくは「我が子が将来医者になりたいと言っても大丈夫なようにしてやりたい」と考えているのであれば、小学校のうちから常にトップ集団に立ち続ける必要があります。
私の経験上、幼少期についた差を後から逆転するのは残念ながら非常に困難です。
それゆえ、入学した段階でトップ集団にいることはとても重要なことなのです。
知の塾では、当たり前のレベルが他の塾とは明らかに異なります。
そもそも東大や京大のような難関を目指そうということですから、普通のことをやっていては勝てません。
プロ野球選手を目指す少年は、まずは強豪校の野球部に入部します。
強豪校ともなると、部員は100名を超えます。その内の約10%しかレギュラーになれません。
もし、プロを目指すのであれば、まずは強豪校のレギュラーを目指すことになります。
洛南小学校は学問における強豪校です。
もし京大医学部などの超難関を目指すのであれば、やはりトップ10%合格を目指さなければなりません。
仮に医学部でなくとも、東大や京大を目指すのであれば、やはりトップ10%合格は視野に入れておくべきです。
ですから、知の塾ではトップ10%合格を目指します。
2. 2学年先、3学年先、の先取り学習
知の塾では、トップ10%合格を目指すと同時に、小学校受験の範囲の学習と並行して、入学後の先取り学習も進めます。
四則演算( + − × ÷ )の暗算、四則演算の筆算、小学校2年生レベルの読解力と漢字の習得を入学までに最低限達成することを目標としています。
2学年先取りを最低限の目標とし、もっと先に進むことのできるお子様は、3学年先、4学年先の先取り学習をどんどん進めます。
3. 高い集中力
集中力については意外に見落とされがちです。
入学時にトップ10%にいたとしても、集中力がなければ、あっという間に置いていかれます。 逆に、集中力のある子どもは、授業のペースが速い洛南小学校でも楽についていくことができます。
知の塾では、幼児期に勉強に対する集中力をつけることをとても重視しています。
洛南小学校の入試が長時間に渡ることも、集中力を高める必要性の1つですが、なによりも子どもが小学校に上がってからどれだけ伸びるかは、どれだけ集中力があるかにかかっています。
幼少期についた集中力は、その後の人生に大きな影響を与えます。
- 集中して勉強できること。
- 集中して授業を受けること。
- 周りに流されずに試験で集中できること。
- 集中して仕事に取り組めること。
- うまくいっている時も、うまくいっていない状況でも集中できること。
人生における成功は集中力にかかっていると言っても良いのではないでしょうか。
知の塾では、様々な場面に集中力を高める仕掛けがあります。
その中で、ひとつ代表的な例を挙げましょう。
知の塾の授業は、年中3月から入試本番を想定したテストシミュレーション練習を繰り返します。
洛南小学校のペーパー試験は、CD音声によるたった1回の指示を聞き取って問題を解く、という形式で行われます。
このペーパー試験で、高い集中力そのものが問われるのです。
テストシミュレーション練習でも、音声は1回しか流しません。
聞き逃したらもう取り返しがつかず、その問題は0点となります。
聞き逃してしまった時に、悔しくて泣いてしまう子もいますが、テストシミュレーションは、どんどん先へ進んでいきます。
こういった時の私の声かけや、子どもの気持ちの持って行き方が腕の見せ所です。
悔しい気持ちを、次は絶対に聞き逃さないぞという思いに変えると、そこの子の次の授業への集中力は、飛躍的に上がります。
これは少人数制だからこそ成せる技です。
人数が多くて、こういったことにいちいち構っていられない、というのが大手塾の現状です。
また、知の塾は偏差値55以上の優秀なお子様が御入塾なさる、ハイレベルクラスという環境です。
子どもたちが互いに切磋琢磨し、良い意味で競い合い、讃えあい、共に洛南小学校合格を目指す仲間の集まりです。
子どもどうしで刺激しあい、自然に意識が上がり、集中力が高まっていく環境でもあります。
人格形成の途上である幼少期に、他を圧倒するほどの集中力を子どもたちが身につけると、後に驚異的な「伸び」を見せます。
これが、合格後もトップクラスを走り続けるための下地となります。
4. 学ぶことは楽しいこと
知の塾では、「子どもが知の塾に早く行きたい!って言うんです」という声を毎年頂きます。
「幼稚園には行きたくないけど、知の塾には行きたいと言うんです。」
といったような言葉をよく頂くのです。
知の塾では、どうしたら生徒が難しい内容を楽しく学べるか、を常に考えています。
「学ぶことは楽しいこと」という概念を持った子どもは強くなります。
これについては疑問の余地はありません。
問題は、保護者や教師が「学ぶこと=苦しいこと」という考えを持って接すると、子どももそのように考えるようになる、ということです。
そもそも、子どもたちは本来学ぶことを楽しいと感じています。
世の中の見るもの全てが興味の対象だからです。
これは、私たち大人が異国の地で初めて見たり感じたりする時の感覚と何ら変わりはありません。
学ぶことは苦しいことであると「洗脳」してしまうのは、常に親であり、教師なのです。
知の塾では、学ぶことを楽しいと感じつつ、一般的な感覚からすると大量のプリントをこなす、という離れ業をやります。
もちろん、家庭での努力も必要であることは言うまでもありませんが、そういう高い基準値を設定しているのが知の塾です。