ペーパーテストの実施時間

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ペーパーテストは45分

洛南小入試におけるペーパーテストは、45分で実施されます。
これは、実際に洛南小学校に入学した後の授業時間と同じ長さです。

洛南小の授業は1コマ45分。
子どもたちが小学校入学後に授業を受けることを想定し、45分の集中力が持続するかを見るためのペーパーテストでもあります。
セミナーにお越しになったご家庭から、「どのくらいの時間、勉強すれば良いですか?」という質問をよく頂きますが、まず、ペーパーテストの45分間頑張れる力を身につけて頂きたいと思います。

3歳児や年少の小さなお子様は、好きな学びに45分間取り組む家庭学習を行なってください。
積み木やパズル、語彙カード、運筆練習を兼ねた迷路プリントなど楽しめる学習から始めましょう。

年少の秋、入試の2年前からはしっかりとした家庭学習をスタートしてください。
ペーパーテストに出題される単元の基本的な学習から始めましょう。
年中に上がるタイミングでは、45分間集中してプリント学習に取り組めるようになっておいてほしいと思います。

年中のお子様は、秋から受験学年です。
展開図などの応用単元の学習を始めましょう。
本格的な受験勉強をスタートし、45分集中して受験勉強に取り組むことを習慣にして、そこから時間数を伸ばしていきましょう。

入試の時間帯を意識した学習を

入試は、午前中です。
洛南小学校の土曜時間帯と呼ばれる3時間授業を想定した時間割で行われます。
入試を意識した学習と考えると朝の時間帯の学習は大切です。
園生活が終わった後の夕方や夜は疲れてしまっていて、学習効率が低くなります。
入試時間を想定し、かつ、元気な朝のうちに45分の勉強時間を取りましょう。

そして、幼稚園や保育園が終わって帰宅後にも45分は勉強を頑張れるようにしましょう。
学校が終わった後、宿題をする生活を想定し、持久力もつけていきましょう

少しずつ、一歩ずつ、毎日できなくても、できる日を増やしていくことが大切です。
親子で一緒に楽しく勉強をする工夫も忘れずに。

学ぶことって楽しいな、面白いな、できた!
が増えると、学びが加速します。

お子様に寄り添って、励まして、楽しんでできる工夫をしてあげてください。
やったね! すごいね! できるようになったね!
の言語化をしてあげてください。

幼いお子様が、自分で自分を鼓舞することなど、まだできません。
できるようになった喜びは、親が褒めてくれるからこそ、心からやった!出来た!と思えるものです。
もっと頑張ろうと思えるものです。

子どもと勉強する時に親が気をつけたいこと
  • 寄り添うこと
  • 支えること
  • 一緒に取り組むこと
  • 励ますこと
  • 褒めること
  • 学びを楽しむこと

といったことをしながら、豊かな学習時間が自然に長くなるような取り組みを心がけてください。

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