M.H様
親愛なる知野永理子先生へ
はじめて知の塾の門を叩いたのが去年の十月。まだ一年経っていないのに遠い昔に思えます。それから一年弱、非常に濃密な時間でございました。
楽しい時も苦しい時も勿論ありましたが、いつも先生は側にいて応援してくださいました。先生は娘に、親以上に目をかけてくださり、親が娘の力を信じきれない時も信じてくださりました。そして、娘のいい所を親が知っている以上にたくさん挙げてくださりました。思い返しましても、感謝しかありません。
親よりも娘のことを考えてくださりながら、実のお嬢様のこともきちんとフォローされておられる先生を、同じ親として尊敬します。
私達親は娘にとって微力な存在で、しょうもない質問をしばしばしましたし、無知ゆえ失礼なこともあったかもしれません。でも、先生はどんな時も馬鹿にすることなくきちんとお返事くださり、有り難かったです。
入試が近づき通常であれば緊張する中、先生の「大丈夫です。行けば合格します。」という言葉でほとんど緊張せず、無事当日を迎えることができました。
先生のお陰で、模試で一位を何度も頂き、数えきれないほどケーキでお祝いすることができました。
合格発表の日、園から帰ってきた娘に「合格してたよ!おめでとう!」と伝えた時、喜ぶよりもまず娘が言ったのが「何位だった?」という言葉でした。勿論順位は分からないのですが、娘が上を目指し続けた一年弱だったことを痛感し、改めて、ここまで支え続けて下さった知野先生に感謝した瞬間でした。
先生が側にいて下さらなければ、きっとここまで頑張れなかったでしょう。
あの日あの時、知の塾の門を叩いてよかったです。未熟な私達ではありますが、これからも、末永くどうぞよろしくお願い申し上げます。