思い返せば、年中の9月に1年先輩方の洛南高等学校附属小学校の入学試験当日の様子を見学に行き、我が子もあのように試験が受けられるまでに成長するのかが不安で涙したのを覚えています。それから約1年間、知野先生のご指導の下、親子二人三脚で一生懸命勉強をして来ました。この度、知の塾にご縁を頂き、心から感謝しております。
私共は娘が2歳になった頃より、年に一度のセミナーに参加しておりました。その頃はただ漠然と洛南小学校の受験を考えていただけでしたが、セミナーに参加する中で受験のことだけでなく、親としての在り方を考えさせられ、子育てに対する不安感を払拭して頂き、幼児期にやるべき事をご教示して下さいました。その度にこのままではダメだと身が引き締まる思いでした。
しかし、長女長男のことや仕事が忙しく、娘にあまり構ってあげることができずに時間だけが過ぎ、気が付けば入塾時期の年中の夏になっていました。その時点で偏差値55には程遠く、入塾不可能な状態でしたが、タイムリミットギリギリでなんとか入塾出来ました。それ以降は知の塾の名を汚すことの無いようにとの思いで、1年間がむしゃらに言われた通りに取り組んで参りました。
実際の授業は大手塾とは違い、単元別に取り組んでいき、出来ないところは何十回と繰り返し理解できるまでやり込み、弱点を一つずつ無くしていくといった方法で、非常に効率良く力がついたと思います。そして3月からの音声によるテストシュミレーションに取り組むことにより、得点へとつながったと実感しております。そのこともあり、大手塾の直前最終模試ではトップ10に入ることが出来ました。これも全て先生のご指導のおかげであると感謝しております。
知野先生は、子どもの性格やメンタルの状態まで全てを把握しながら指導されることに驚きました。過去に長女長男の小学校受験で色々な先生方にお世話になりましたが、ここまで的確に子どものことを分析されて、きめ細かいフォローをして頂ける先生に出会えたことは初めてでした。また、親の様々な不安にもしっかりと向き合って相談に乗って頂けたことで、先生について行けば必ず合格できると信じて頑張り通せたと思います。娘の先生への信頼は絶対的なものがあり、先生に言われたことは必ず守るようになっていました。分からない問題でも、授業で解き方を教えてもらい出来るようになったことを嬉しそうに家で話してくれた事がよくありました。
そして入試当日、知野先生が塾生8人に、「これからの人生で必ず勝たなければならない日がある。5歳のあなたたちにとってその日が今日です。そして今まで通りの力を持って受ければ、絶対大丈夫です。」と声かけをされました。その言葉を聞いて一言一言に力強く頷いている娘の後ろ姿を見て、非常にたくましく感じ、精神的にも成長をした姿に感慨深いものを感じました。
これがゴールではなく一つの通過点としてこれから先、知の塾卒業生として恥ずかしく無いよう入学後も日々努力していきたいと思います。知野先生ならびに、共に学んだ塾生の方々、ご両親様と出会えた事は、私たち親子にとって貴重な財産となりました。今後もよろしくお願いいたします。