知野先生のところにお伺いさせて頂く以前は、大手学習塾に通っておりました。大手ということもあり安心しておりましたが、徐々に成績が下がっていき、夏を目前に控えた模試では目に見えて成績が落ちました。塾の先生にご相談申し上げましても、「そんな時もありますよ」とよくわからないコメントを頂き、特段の指導もございませんでした。
不安が募っていた矢先に、インターネットで先生のホームページに辿り着きました。たまたま夏期講習の枠が1枠空いたとのアナウンスがなされており、面談の機会を頂く事になりました。私が不見識なだけでしたが、何となく大手がよいのではと思っており、個人塾でどれほどのご指導を頂けるのだろうか、というのが知野先生にお会いするまでの個人塾に対する私の印象でした。
面談の日、到着するなり簡単なテストが行われ、その結果を踏まえて、現在の娘の習熟度などについてコメントを頂きました。それは今まで私どもが大手塾で頂いていたコメントとはまるで違い、的確に、現在の状況と今後すべき事、合格への展望などについての所見が述べられました。そのコメントを聞き、胸につかえていたモヤモヤがすっと取れるようでした。今まで親としてできる事はしてきたつもりでしたが成績が上がらず、袋小路に迷い込んだような錯覚に囚われていましたが、私どもに何が足りなくて、今後何をなすべきかという方向性を明確に理解できたからです。その時、「この先生にご指導を仰いで、それで落ちれば本望だ」と思えました。その日に夏期講習への参加を承諾頂き、新たな学習への第一歩を踏み出す事となりました。
講習は一日5時間に及ぶ膨大なものでしたが、志を同じくする仲間たちとの時間は、娘には刺激的な楽しい時間であったようです。もちろん講習がない日は家庭で復習を行います。塾で学んだ事を家庭で復習し、またその状況をテストで確認する、そして先生からフィードバックを受ける、この娘と先生と家庭との三位一体の学習への取り組みが功を奏し、娘の習熟度も飛躍的にあがりました。この三者の歯車が上手に回ることの大切さを実感した次第でした。
成績も上がってきて、合格の光が少し見えてきた、ちょうど試験の1か月前、先生からメールを頂きました。「これから先は勉強もさることながら、親の意識をより高みに持って子どもに臨むことにより、子どもの精神的レベルを合格に相応しいレベルに押し上げる事が大切です。そのためにお子さまの甘えを払拭する事を心掛けましょう。」と書かれていました。私はその時、知野先生にご指導頂けた事を心から幸せな事だと思いました。このようなご指導を頂ける塾は他にはないと思います。
おかげさまで、洛南小学校にご縁を頂き合格する事ができました。これもひとえに知野先生のご指導の賜物です。娘への指導のみならず、その先をも見添え、親としてどのように臨むべきか、どのように教育に関わっていくべきかという事を教えて頂けた事は、私どもにとりましてとても大きな財産を頂いたと思っております。
これから洛南への受験をお考えのみなさまが、知野先生とのご縁を紡ぎ、合格を手にされ、親子共々飛躍されることを祈念いたしております。