先生がいなければ、たとえ他のどの塾にどれだけ通っていたとしても、絶対に次男の合格は無かったであろうと思います

まず一番初めに伝えたいことは、知野先生がいなければ、次男の合格はなかったと言っても過言ではありません。
それ程、私達夫婦にとっても過酷な受験期間でした。

息子たちは二人共早生まれであり、受験をするにあたり不利な要素が多々ありました。
その中で知野先生とのご縁があり、二つ上の長男も知の塾に通っておりました。長男の受験を意識したその当時は、右も左もわからぬまま洛南小学校の受験に飛び込み、知野先生には様々な事を教えて頂き、熱心に指導して下さったおかげで合格を勝ち取る事が出来ました。

長男の受験準備が遅かったのでその反省から、次男に関してはなるべく早くから準備をし、入塾前から知野先生にアドバイスを頂きつつ、私達夫婦も、長男の受験で身についた知識と方法を基に準備に準備を重ねていたのですが、兄弟で性格が違うとここまで受験に対しての親のスタンスが変わってしまうのかと思い知らされるくらい、困難の連続でした。

幾度となく諦めたい気持ちが襲ってくるたびに知野先生には親子共々励まし、支えて頂きました。
知野先生がいなければ、たとえ他のどの塾に、どれだけ通っていたとしても絶対に次男の合格は無かったであろうと思います。
心から感謝を申し上げたいと思っております。

何とか偏差値55をとることができ、知の塾の入塾が決まったのですが、長男の時の教え方が全く通じず、混乱しておりました。
と言いますのも、長男はどちらかと言うとマイペースであり、一つのことを延々と続けられるものの、周りの目はあまり気にならない性格であり、次男の方は気分に波があり、飽きっぽいのですが、明るく天真爛漫な性格です。どちらが良いという訳ではありませんが、次男の集中力があまり続かず、とても苦労いたしました。

知野先生にそのことを相談すると、兄弟の性格の違いを見極めて頂き、その子に合ったやり方をしないといけない、長男と同じやり方では次男は潰れてしまうと仰って頂き、次男に関してはまず机に30分座って取り組んで下さい、それから少しずつ机に座って出来る時間を伸ばしていきましょう。と言って頂きました。
知野先生がそう仰るならと、その日から家庭での取り組み方をかえて、次男に合ったやり方で少しずつ向き合っていくことから始めました。
最初は庭に隠れたり、逃げ出していた次男も少しずつ勉強に向き合うようになっていき、長時間集中して取り組めるようになっていきました。

結果の出ない日々に打ちのめされることもありましたが、そのたびに知野先生に励ましてもらい、気持ちを奮い立たせてもらいました。出来ることは精いっぱいしようと覚悟を決め、結果を気にするのではなく目の前の課題に一生懸命取り組み続けました。

知の塾の授業が終わると毎回楽しそうに出てくる次男を見て、成長させて頂いているのだと思い、家族全員で家庭学習に勤しんでおりました。
困ったときや先生がここぞと思われた時には授業とは別途時間も取って頂き、相談に乗っていただく事も多く、とても親身なって寄り添って頂きました。
とにかく基礎と頻出を固める事に集中し、土台作りに注力し、適切なタイミングでこれはしましょう、これはやめましょう、と私達夫婦や次男の性格に合わせたアドバイスを頂き、心配性な私達は毎回知野先生に助けられておりました。

本番に臨む直前でも、私達にあった精神的なアドバイスから具体的な本番の段取りから対策・子どもへの声掛けと気をつけるべきことまで全て教えて頂き、緊張しながらも安心して面接、作文、試験に挑むことができたかと思います。

また、順調であった行動観察に関しては、受験直前期に大失敗をし、大きなご迷惑をかけてしまった際にも、至らなかった経験を糧にして親子共々心から意識を変えるきっかけ作りにして頂いた事で、乗り切ることが出来たのだと思います。
私達だけでは、次男のメンタルの管理や弱点の改善が出来なかったであろうと思います。

合格して兄と同じ制服を着て一緒に洛南小学校に通えるという思いが叶い、とても嬉しく思っております。兄弟共に仲良く切磋琢磨しながら助け合い、それぞれの夢を追って欲しいと思っております。
そのきっかけを作って頂き、本当にありがとうございました。
今後とも末長く宜しくお願い申し上げます。