娘を授かった時期に、国公立医学部ランキング上位に名前を連ねる洛南高等学校に、附属小学校が開設されることを耳にし、夫婦共に大変興味を持ちました。私共は夫婦共に医師であり、娘も幼い頃より医師という職業に興味をもっておりましたので、娘がまだ幼い2歳のころより、毎年学校説明会に足を運び、洛南高等学校附属小学校に娘を入学させたいという思いが年々募りました。
我が家では2歳より大手塾に通い、年中まで通い続けましたが、新学年になる度に繰り広げられる講座の席取り合戦、夏期講習の申し込み前夜からの塾前での順番とりに辟易しており、遅々として進まない授業の進度にもうんざりしておりました。娘は塾を複数かけもちしておりましたが、通塾するよりも、自宅で母親が勉強を見る方が遙かに効率がよいということを薄々感じてはいましたが、大手塾を辞める勇気がなく、「この勉強法でよいのだろうか?」と漠然とした不安を抱えながら過ごしておりました。
そのような時期に、知の塾説明会に伺い、少数精鋭、全員合格を目指すという言葉を聞き、知野先生の指導方針に共感し、入塾することを決断いたしました。知の塾に入塾し、週に何時間か大手塾に通って教わるよりも、毎日勉強をみる母親が先生にご指導いただき、母娘の二人三脚で毎日の勉強を進めることで、今まで見えてこなかった娘の弱点、誤答パターン、問題の解法における改善点がどんどんみえるようになり、その都度、知野先生に丁寧にご指導いただき、知の塾に入塾した価値を確信できました。受験の日が近づくにつれ、我が家では、「知の塾でよかった!!知の塾でなかったらと考えると空恐ろしい!」とひしひしと感じ、勉強面だけではなく、精神面でも知野先生に随分支えていただきました。
また、今年度は新型コロナ肺炎の感染拡大による緊急事態宣言の発令下、他塾が対応に右往左往するなか、知の塾ではすばやく方針を打ち出し、受験勉強に遅れがでないように対応していただけたことで、先生のびくともしない全員合格への信念を感じ、家族で合格に向かって集中することができました。親として、我が子の合格はこれまでの人生の中で何にも代え難い宝物ですが、合格への道のりは、自身の大学受験、医師国家試験の方が遙かに楽に感じました。
知野先生は洛南高等学校附属小学校合格への唯一で最強のサポーターであり、同時に先輩でもあります。塾の先生としてだけではなく、同じく母親という視点でご指導いただけたことで、悩んでいるのは自分だけではないということにも気づくことができ、勇気にもなりました。これからは合格を単なるゴールとせず、娘の夢に向かって、家族一丸となって歩んでいきたいと思っております。